「職業、お金持ち。」感想
皆さん、こんにちは。
今回は、富塚あすかさん著の、「職業、お金持ち。」を読んだ感想を語っていこうと思います。
📌あらすじ
主人公の「あすか」さんは、物心ついたときから、お金が好きでした。なので、お金持ちになることを決心します。
しかし、お金持ちになるには、お金持ちになりかたを聞かなければ、わかるはずもありません。
なので、最初に『お金持ちを探す』ことにしました。お金持ちが出入りしそうな証券会社にてお金持ちを探していると、偶然にも「えびすさま」のような笑顔を持つ老紳士から声をかけられました。
『見つけた!』
それからというと、「あすか」さんは積極的に「えびすさま」たち「お金持ち」の集団に溶け込むようになっていきました。
そのような「えびすさま」たち「お金持ち」の集団から「あすか」さんは何を学んでいくのでしょうか。
📌ポイント
①お金は「お金が好きな人」にしか寄ってこない
「えびすさま」は、『お金が好き?』と問われて、すぐに『好き!』と答えられる人は、お金持ちになれる第一段階をクリアしていると言います。
それはなぜかというと、貧しい人ほどお金を忌み嫌うから。
「えびすさま」が貧しい人に話を聞いてみると大概、『お金のせいで嫌な目にあったり、不幸に遭ったから』と答えるそうです。
しかしそれは、扱いベタな自分のせいで、お金を満足に活用できないから。『被害妄想も甚だしい』と「えびすさま」は言いました。
②お金持ちは運がいい
『お金持ちは運がいい』とよく耳にします。
なぜ運がいいのか。それはどんなときも『自分は運がいい』と信じ切っているから。
もし同じ事柄が起こったとして、お金持ち以外の誰もが『運が悪い』と言っても、お金持ちは『運がいい』と答えます。
なぜか。それはお金持ちのほとんどが運がよく、運がよい人に運が悪いことは起こり得ないからです。
③金持ちへの道のりは、『決めて・行動する』の繰り返し
『決めて、行動する。』これは誰でもわかるようで、しかし実際に続けられるかと言われると、かなり難しい。
けれど、『決めて、行動する』を繰り返していけば、必ず成果が出ます。
📌感想
「お金が好きな人にしか寄ってこない」について、例えば仮想通貨なんかが挙げられるのではないかと思いました。
仮想通貨も『胡散臭い』『誰がやるの』と言われていましたが、あらゆる人から出資され、2021/10/20現在、ビットコインは日本円にして1個700万円を超えています。
つまり、お金が嫌いな人は仮想通貨には見向きもせず、お金が好きな人は早いうちから仮想通貨に出資して、多額のリターンを得ているわけです。
このようにお金を好きで、お金になりそうなものに対しすぐに『決めて、行動する』ことが、お金持ちへと繋がっていくのではないでしょうか。
📌おわりに
今回は、富塚あすかさん著の「職業、お金持ち。」の感想を語ってきました。
この本に興味が湧いた方は、下記にもう一度リンクを貼っておきます。
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